画質を保って画像をリサイズする方法 — 縮小は Lanczos、拡大は AI
Tomoda Hinataツール作者・運営公開 2026年4月26日約5分
リサイズはルールがまったく違う 2 つの操作に分かれます。縮小 (downscale) は Lanczos リサンプリングを使い、原寸の 50% 以上に留めれば実質的に無損失。拡大 (upscale) は古典的補間ではディテールを発明できず、AI 超解像に任せるのが基本です。両者を混同するのが最頻出ミス。
このガイドで使うツール
なぜ縮小は実質無損失なのか
縮小は不要なピクセルを捨てるだけ。新しい解像度が原寸の各辺 50% 以上で、リサンプラーがアンチエイリアスを正しくかければ、結果は表示サイズで原本と区別がつきません。Lanczos-3 (a=3 の Lanczos) は写真用リサンプラーのゴールドスタンダード — エッジの鮮明さを bicubic より良く保ち、より高次のカーネルにあるリンギングノイズも出ません。当サイトのリサイズツールは Lanczos-3 がデフォルト。
古典補間で拡大が破綻する理由
拡大は既存ピクセルから新しいピクセルを補間します。bicubic も Lanczos も「ぼかすことしかできず、発明はできない」。256×256 を Lanczos で 1024×1024 に上げると、表示サイズで 256×256 を引き伸ばしたような結果に — ソフトなエッジ、回復されたディテールはゼロ。AI 超解像 (Real-ESRGAN 系) はそれらしいディテールを発明することを目的に訓練されているため、1.5× を超える拡大は AI 一択。
Lanczos vs bicubic — 違いは見える?
鮮明なエッジを持つテキストやグラフィック: 見えます。Lanczos は各エッジ遷移のコントラストを保ちますが、bicubic はわずかにぼかします。写真: 微妙 — 斜めの線や写真内の小さな文字で最も顕著。コスト差は微小 (1 メガピクセルあたり数 ms) で品質は常に同等以上のため、ツールは Lanczos をデフォルトにしています。
アスペクト比: ロックを保つとき、外すとき
既定でロック維持 — リサイズの 99% は「長辺を Npx に縮め、もう一方を比例調整」。ロックを外すのは、写真をクロップせずに非マッチアスペクトに引き伸ばしたいとき (例: 顔写真を正方形に引き伸ばす — 一般に悪手)。アスペクト変更が必要ならクロップを優先 — 引き伸ばしは目に見えて顔が歪みます。
一括ワークフロー
30 枚をドロップ、長辺 1920px に設定、リサイズ実行。各ファイルが Web Worker 内で Lanczos-3 を通過し、12 コア M2 では 30 枚バッチが 3〜5 秒で完了。ツールは EXIF を既定で保持 — プライバシー目的なら、リサイズ前後に EXIF 除去ツールを通してください。
手順
所要時間 約1分写真をドロップ
JPG/PNG/HEIC/WebP を最大 30 枚 (各 80MB) リサイズツールにドラッグ。
目標サイズを設定
長辺の目標を入力 (既定 1920px)。アスペクト比は自動維持。
形式を選ぶ
原本形式で再保存 (無損失) または JPG 品質 90 に変換 (サイズも削減)。
実行してダウンロード
Web Worker バッチで 30 枚約 3〜5 秒、ZIP または個別ダウンロード。
よくある質問
50% に縮小すると画質は落ちる?
見た目には落ちません。Lanczos-3 で 50% 以上の縮小なら、表示サイズでの結果は新解像度で新規撮影した写真と区別がつきません。
小さな写真を印刷品質に拡大できる?
古典補間では不可。AI アップスケール (Real-ESRGAN) を使ってください。2× ならほぼクリーン、4× を超えるとアーティファクトが支配します。
Photoshop の「バイキュービック法 - シャープ」とは?
Photoshop の「バイキュービック - シャープ」は bicubic + アンシャープマスクの 2 段階。Lanczos-3 は別のアルゴリズムで、ポストシャープなしに 1 パスで同等以上の結果を出します。
リサイズでファイルサイズは変わる?
はい、ピクセル数の二乗に比例。4032×3024 → 1920×1440 のリサイズは原本の約 23% に縮みます。
EXIF は保持される?
既定で保持。プライバシー目的ならリサイズ前後に EXIF 除去を。
ファイルはアップロードされる?
いいえ。リサイズは Web Worker + WebAssembly でブラウザ内完結 — アップロード/枚数課金なし。
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